ブックカフェ(読書サークル)

ブックカフェ(読書サークル)に参加を始めて今日で3回目だ。読書は好きだが退職後、活動の範囲が広がって本を読む時間も少なかった。退職後2年目であるが、毎日の生活パターンはほぼ定着したようだ。本を読む時間はある程度確保できる。教員時代の私は専門領域に係りのある本ばかりを手にしていたので、残念ながら長い期間に亘って小説の類から遠ざかっていた。これから読書のジャンルを広げてみたい。読書サークルへの参加は自らの読書の楽しみと同時に、少人数の人びとの中で話をしたり聞いたりできるので、多様な感想に接することができるメリットがある。また自分の関心だけでは選ばない本を読むきっかけにもなる。さらに所謂「友活」の効果も期待できるので、「コミュニティづくり」にも一役買うだろう。このような読書サークルは以前から全国に沢山あると思うが、文化的なレベルにまで活発になると良いと思う。最近は「哲学カフェ」と呼ばれるようになった少人数の集まりも増えている。授業のように難しそうな哲学を語るのではなく、日常的に感じる疑問を誰もが話しやすい場を設定して話し合うのだ。ブックカフェにしても哲学カフェにしても、少人数であることが良いと思う。話しやすさや互いの親近感も増すだろう。そして参加するも自由、参加しないのも自由で、誰にでも開かれた場として今後も文化的なレベルで続いて欲しいものだ。

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