コミュニティづくり研究所とは

今なぜ「コミュニティ」なのでしょうか。言うまでもなく孤独な生活は幸福ではありません。そして豊かな人間関係は幸福な生活の源泉です。コミュニティはそれを可能にします。また現代の大きな課題である高齢化社会という時代の変化の中において、またいつか必ず起きる大地震などの災害時の減災のために、近隣の人びとの助け合いは不可欠です。コミュニティはそのような人びとの助け合いを可能にします。社会で人間関係が希薄になった今日だからこそ、人びとが互いに支え合える社会、すなわちコミュニティの実現を目指すべきだと思うのです。

さて、どのような方針で「コミュニティづくり研究所」の活動を進めるのかご紹介します。「コミュニティづくり」には万能の「正解」はないでしょう。従って研究所では、コミュニティづくりに関するさまざまな「情報」を収集・整理し、コミュニティづくりの「知恵」を開発することを目標にします。代表や研究所メンバーによるコミュニティづくりの活動や、社会の現状・出来事の観察を通して、コミュニティづくりの大切なところを研究し、このホームページで社会に発信します。

コミュニティづくりに関連する課題は広範囲にわたります。従って研究や実践活動を進めるに際して「人々の交流創出のアイデア」、「ご近所の互助生活の知恵」、「コミュニティづくり情報」、「町内会・自治会の発展」、「コミュニティづくり活動」の5つの課題に焦点をゆるやかに絞りたいと思います。今後の研究やホームページづくりの流れの中で、この5課題を発展的に増減し、課題を変更することはあるかも知れませんが、その際はご了承下さい。

このような取り組みに共感して下さる皆さまにも、ぜひ気軽に私たちの活動にご参加頂きたいのです。私たちの身近な地域社会で起きていることを通して、コミュニティの劣化の要因やその解決方法を考え、逆にコミュニティづくりが進んでいる要因を考えてみては如何でしょうか。身近な社会でなくても、テレビや書籍など種々のメディアを通して考えることも良いでしょう。自らコミュニティづくりの活動をするのも素晴らしいです。活動のテーマは自由にして頂いて結構です。

皆様の活動に関する記事を研究所代表の中島に送って下されば、ホームページに掲載させて頂きます。ご希望されれば研究所のメンバーになって頂けます。記事の掲載やメンバー登録に際して収入・支出は全く生じません。さらに、この研究所のフェイスブックサイトも開設していますので、そのサイトでホームページの記事にコメントをしたり議論をしたりするコミュニケーションも可能です。そして、その議論の内容をホームページで改めて紹介するフィードバックもしたいと思います。「コミュニティづくり研究所」はこのような「開かれた場」で研究や実践に取り組む方針です。

以上のようにして、コミュニティづくりを促進する活動、事例、知恵、考察などを、ホームページの閲覧者や研究所メンバー(協力者)の間で提供し合い、互いに学び合い、自ら関係するコミュニティを少しでも発展させられれば、研究所とホームページの目的達成に近づくと思います。さらに、コミュニティづくりは全国的かつ長期的な課題なので、遠くない将来の幸福社会の構築に、でき得る限り貢献したいと考えています。

フェイスブックに「コミュニティづくり研究所」の名称でグループを開設しています。公開グループですので、皆さん検索・メンバー申請の上、お気軽にご参加下さい。

コミュニティづくり研究所 – facebookグループ